2010年08月04日

その15

「私の運魂が盗まれて、ヤツラに喰われてしまっているようなところがあるが、これはあたかも鬼が一寸法師を飲み込んでしまったようなもので、その後鬼がどうなったか――。梅福君にはまだ明かしていなかったが、私に「秘法一寸法師の術」があるということを。肉を切らせて骨を切るとでもいうか、ヤツラは一筋縄ではいかないだけにヤツラの油断を誘う有効な方法なんだよ。ムッフフフフ」
「邪悪なヤツラにとっては毒になるといことなんでしょうね。一霊四魂の思想がありますが、霊魂の存在は否定し難いと思いますが。肉体が滅びると、つまり死ぬと人間はそれですべて終わりだと思っている者は今の世の中いるんでしょうかね? 死後の生活があるわけでそれを考えれば現世における生活も変わったものになるかもしれません。」
※ 一霊四魂(いちれいしこん)とは、心は、天と繋がる一霊「直霊」(なおひ)と4つの魂から成り立つという日本の神道の思想である。心は、天と繋がる一霊「直霊」(なおひ)と4つの魂から成り立つという考え方であり、一霊四魂(い ちれいしこん)と呼ばれる。「一霊四魂」のまとまった記述は、幕末か ら明治の国学者・本田親徳(ほんだ ちかあつ)によってなされた。また、本田の弟子の長沢雄楯(ながさわ かつたて)の弟子であった出口王仁三郎は、人間の心だけではなく森羅万象がこの一霊四魂から成り立っていると説き、一霊四魂に関する多く の著作を残した。
一霊四魂の構成要素の一部「奇魂、幸魂」は「日本書紀」に表れ、8世紀にはその考えが存在したと推測される。
「一霊四魂」とは、人間の心は四つの魂から成り立ち、それらを一つの「霊」がコントロールしていると考える。それぞれの魂には、荒魂(あらみた ま)、和魂(にぎみたま)、幸魂(さちみたま)、奇魂(くしみたま)という神様の名前がついており、それらを統括するのが一つの霊で、直霊(なおひ)であ る。これが人間の一霊四魂という「心の構造」である。
荒魂には勇、和魂には親、幸魂には愛、奇魂には智というそれぞれの魂の機能があり、それらを、直霊(なおひ)がコントロールしている。簡単に言え ば、勇は、前に進む力、親は、人と親しく交わる力、愛は、人を愛し育てる力、智は、物事を観察し分析し、悟る力である。
これら4つの働きを、直霊がフィードバックし、良心のような働きをする。例えば、智の働きが行き過ぎると「あまり分析や評価ばかりしていると、人に 嫌われるよ」という具合に反省を促す。つまり、この直霊は、「省みる」という機能を持っている。
勇 −荒魂(あらみたま)
「勇」は荒魂の機能であり、前に進む力である。勇猛に前に進むだけではなく、耐え忍びコツコツとやっていく力でもある。その機能は、「勇」という 一字で表わされる。行動力があり、外向性の強い人は荒魂といえる。
親 −和魂(にぎみたま)
2つめの魂の機能は和魂であり、親しみ交わるという力である。その機能は、一字で表現すれば「親」である。平和や調和を望み親和力の強い人は和魂 が強い。
愛 −幸魂(さちみたま)(さきみたまとも呼ばれる)
3つめの魂は幸魂であり、その機能は人を愛し育てる力である。これは、「愛」という一字で表される。思いやりや感情を大切にし、相互理解を計ろう とする人は幸魂が強い人である。
智 −奇魂(くしみたま)
4つめは奇魂であり、この機能は観察力、分析力、理解力などから構成される知性である。真理を求めて探究する人は、奇魂が強いといえる。
「直霊」(なおひ)の機能を一字で表すと「省」で、自分の行動の良し悪しを、省みることで、四魂を磨いていく働きをする。直霊はものごとの善悪を判 断して、人を誤らせないように導き、もしも誤ってしまった場合は、それらを反省し、自らを責め、悔い改めようとする。
この直霊だけが、直接「天」につながり、四つの魂をコントロールすることで四つの魂を磨くという働きをする。荒魂には「恥じる」ことでフィードバッ クし、和魂には「悔いる」で、幸魂には 「畏れる」で、奇魂には「覚る」ということでフィードバックする。
この4種のフィードバックをするためには、「省みる」という機能が前提であり、これを加えて、五情の戒律という。
◆直霊が正常に働いているときは、四魂は磨かれていくが、正常に働かなくなるとき曲霊(まがひ)に転じる。 曲霊によって、荒魂は争魂となり、和魂は悪魂、幸魂は逆魂、奇魂は狂魂となる。
◆古代、神霊を和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)とにわけて考えた。古来人の世に 幸福を恵み災厄を除いてくださるのを神の和魂の作用とし、時には天変地異その他の神罰を与えて戒めるのは荒魂の作用と信じられた。従って天照大神と言う時 は優しい神格としての呼び名(和魂)であり、荒祭宮とか瀬織津比鷽世噺世・豺腓聾靴靴た棲覆如聞唳押砲伐鬚気譴襦」

「人間の肉体は私の知るところでは、大国主神の神業によるものであるということだ。大国主神の高次元体が国常立神で国常立神は地球の神霊名でもある。


【全国民大興奮!】
8/8日のフジテレビ報道2110になぜか名古屋市長の河村が
招待されていて河村は「団体戦、団体戦」と連呼していたが、何を云いたいのかよくわからなかったが、稚拙なヤツだということがよくわかった。高校柔道団体戦秋田県大会の柔道決勝で本荘高校が宿敵・秋田高校を激闘の末、撃破して全国出場していることを念頭にモゾをいっていたのだろう。途中司会アナが帰れとうながしていたが、フジテレビも稚拙な連中だということがよくわかるだろう。政治よりも高校スポーツに熱狂する政治家とマスコミの頭は腐っているとしかいいようがなーい。じゃ、よろしく。■早稲田の大隈重信は竹下登に毛の生えたぐらいだ。慶応の福沢諭吉は橋本竜太郎に取って代わられた感じがする。慶応出身で橋本竜太郎を凌ぐ者はなく、もう慶応といえば橋本竜太郎をおいてほかにない。

【基礎知識】
創価学会・公明党・2ちゃんねる、マスコミ早稲田、読売巨人軍等は基本的にこの我輩が嫌いな種族であると認識すべきである。いかにも好きそうなフリをして我輩を取り込んで野望を果たそうとしているのである。田中角栄・小沢一郎などは創価学会と関係が深く、村岡兼造は妙智会、その他宗教的人脈を利用してきた政治家は多いはずだ。そのため、高校・大学の相対関係は打ち消され、形だけ名前だけのものになり中身は別の方向に流されるわけで、学校好きのマスコミのおもちゃにされているのは明白でそこのところ人は騙されないように警戒しなければならん。すなわち、政界の構図は高校の相対関係そのものになっているわけではないということを我輩は強調したいのである。
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2010年07月05日

その14

「群魔環視のもと、春紋さんのような人間がこの地上で活動しておられるというのは、四次元感覚を体感できるようでなんとも不思議ですよ」

「ヤツラがこの私の存在に戸惑っているのは私の策戦勝ちといってもいいだろう。私自身、別に学業・スポーツ等実績があるわけでもなんでもないのだから、ヤツラにしてみれば極めて難解な問題に遭遇してしまったわけである。外形論をもって攻撃するのが一番だと思い込み、私の欠点をつこうとするが、むしろそれはヤツラ自身の心の醜さを露呈することになり、民衆の心を買うことはできなかった。仮に実体・本体をこの私とすれば、
属性の存在に気づくことになる。属性の者が必ずしも私と似たような外観をしているわけではない。キリスト教では神は自分に似せて人間アダムを創ったというが、そのアダムの子孫は親のアダムのコピーの如くブタや鶏と同じ顔体となったわけではないだろう。

【資料】■人間の起源〜 人類がどのようにして地上に現れたのか

 世界 各地に、人類の起源を語った神話がある。中国の神話では、女神が泥から人間をつくったとある。最初はひとりづつ丁寧に作っていたのだが、やがて面倒になっ たのか、泥の中に綱をひきずって、跳ね上げた土をそのまま人間にしたのだそうだ。きちんと作ったものは富貴な人となり、いいかげんに作ったものは卑賤な人 間になったという。また、キリスト教徒が「旧約聖書」とよぶユダヤ教の聖典では、神が土の塵からアダムという男がつくられ、アダムの肋 骨からイブとよばれる女がつくられたとある。その他、北欧神話は木から、マヤの神話はトウモロコシから人間が生まれたと語っている。残 念ながら、そのような夢とロマン(?)にあふれた神話群は、現在ではあまり面白みのない「進化論」にとってかわられ、忘れられてしまっている。 進化論の基礎は、19世紀イギリスの学者ダーウィンがつくった。生存競争に生き残った個体が子孫を残すことで、生物は少しずつ環境に適応する方向に進化す るというものだ。人間も生物だから例外ではないが、当時多くの人が誤解した(そして今でも誤解される)ように、人間はサルから進化したわ けではない。かりに野生のサルを何十万年観察したところで、人間にかわることはありえない。ダーウィンが言いたかったのは、人類はサルと共通の祖先から枝 分かれしてきたということである。(以上抜粋)


【議員報酬】
市議会議員などの議員報酬を日当制にするところが出てきたが、あまりの赤字財政にやむなしといったところかもしれん。また秋田県選出の国会議員はほとんど 秋田高校陣営の者で本荘高校陣営は全く無視されている。自民党・民主党おいしいところは皆いただいてしまう主義だということがよくわかるだろう。しかも拠 点の大館市と由利本荘市、大仙市も秋田高校出身者が市長占領しているのである。秋田市は秋田南高校出身者が就いたが昔昔秋田高校が秋田南であった時代があ り、それかと思いきや、今の南高校と知り驚いたしだいだが、これによってかつての秋田南の秋田高校の出身者は今の南高校に吸収されて消滅してしまったかもしれん。 なんともまぎらわしいぜよ。

【邪念がもたらすもの】
呪文などの使用は神仏に通じるとは限らず、むしろ悪霊を呼び寄せることになり、霊的害悪を引き起こす危険の方がはるかに多い。そもそも仏教の経典や呪文で その功徳が消滅しているものが多いとされていて、そうとも知らず夢中になるのは妙な感じである。仏教は出雲系大国主神系の管轄下にあると思われるが、公明 党○○学会などは日蓮宗から破門されるなどして正神界と断絶されて邪霊界側とつながっているふうにみえる。

【おかしな話】
巨人首位にもかかわらずテレビ視聴率は一桁台まで落ち込んでいる。秋田県の場合、本荘由利を嫌いな連中ほど読売巨人軍が大好きな傾向があり、そこまで好きなもんのかとひいてしまうんだが、野球なんぞで地域の一体感を図れるものでもないだろう。またナンセンスである。秋田高陣営、本荘高陣営といちおうは対立的状況をつくりだしているかに見えるが、ところが、村岡兼造が小石川高校でありながら本高に偽装したところから対立軸が歪んでしまったいうかブレてしまったというかのどころじゃなく、折れてしまったというほかはない。小石川高校の小沢一郎や創価学会の会長に小石川高校の原田姓の者を指名したのは、その象徴である。
高校体育連盟及び高校野球連盟とそれを扇動するマスコミが必死に高校の対立的競争を維持しようとしているが、もはや自分で自分の首を絞めたというほかはな い。致命的だったのはセンバツ高校野球で全県チャンピオンの本荘が選ばれず、宮崎県から2高も選出したことであろう。高校対立競争は、ボトムアップから トップダウンへ流れが加速しつつある。逆流性の強いものになってきた。例えば早稲田・慶応は灘や開成とは違い大学が主役であり、その付属高校から東大・京大に進学するのはあまりいない。 その大学は本荘高校陣営・秋田高校陣営合流するところとなり、大学傘下の高校も両陣営混血的雰囲気にならざるを得ないのではないのか。すなわち、日大、東 海大、中大、国学院大等の付属高校にもいえることなのである。公立よりも私立の方が中途半端で良いと思い、私立高校出身者が増えることは公立のわかりやすさが 吹っ飛んでしまうことになり、全体的に私立的流れになってきて意味がなくなってきたと考えるべきであろう。
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2010年06月05日

その13

「私がプロ野球にこだわるのはマスコミ主導で不純でなじめないからだ。それ以上に私がこだわっていることより、あっちのプロ野球関係者・マスコミの方がこの私にこだわっているとしか思えんがね。そもそもインターネットのHP・ブログが出現したため、私の存在と考えが知られたために、それまで無知だった連中、プロ野球やマスコミが認識したためこれまでのプロ野球に大変化が生じたのである。それゆえ非常に歪な展開となってしまっている。総じてマスコミの連中は読売巨人軍を勝たせることに躍起になり、もはや他球団は空洞化しつつあるといってもいいだろう。私にはそこまでマスコミの連中がムキになるとは意外だったし、ほとんどアホとしかいいようがない。信じられんほどのアホやで、特にNHK・テレビ朝日は。野球よりやるべきことがあるだろう」
春紋は、神色自若として言った。
「野球というスポーツはとりわけサタン思想で脚色されたスポーツに見えますね。ボールを敵の守備のスキを突いて地に落とす。敵にボールをさばかれたら失敗。これは手榴弾、爆弾を落とすようなものじゃないですか? ホームランは大爆破といったところでしょうか。アメフットと並んで戦争ゲームの色合いが強い。それにあらかじめ先攻後攻を決め攻めと守りをはっきりさせて勝敗が計算できやすくしていますし、審判の判定もアバウトな要素が強くけっこうごまかしが利くんじゃないでしょうか。柔道や剣道、ボクシングなどの格闘技はなかなかそうはいかない。また個人間で争う将棋囲碁チェスに先手後手とは趣きが違う感じですが、囲碁などは先手有利を認めてハンディをつけているわけです。これらは頭脳ゲームだから特段違和感があるわけではありません。野球はとにかくエラー、三振、ジャッジミス、クレーム、などが主役を張っているようなところがありわざわざ観戦者のフラストレーションを誘発したいのかもしれません。野球は人様に見せられるスポーツじゃないですね。とにかく空気が読めない人種で、打てないピッチャーとみたら、やたら早打ちするし、得点チャンスの場面で 初球から打ってだいなしにするし、自分打力を過信しているフシがあります。それは甘いタマは100%ヒットできるつもりでいるということでしょう。もっとタメをつくって対応できる工夫をしないことには話しになりません。こんな間違いだらけの野球なんぞ見ていたら自分自身の仕事にも支障をきたす懼れもなきにしもあらずといったところでしょう。サタンに言わせれば、できそこないの人間どもは永久にできそこないの姿を晒し続けなければならない。野球はそのできそこない遺産だ、グッハハハハハハ――。サタンの哄笑が聴こえてくるようです」
自信と落ち着きの中に、かるい緊張をこめて、梅福は書堂を見やった。
【牛頭天王VS鬼王巨旦】
牛頭天王は天界てはインドラの部下だったという。インドラとアシャラーの戦いに比すと部下の牛頭の戦いは一段階低い?ということか?本地垂迹説は明らかに 嘘である。なぜなら、釈迦はインドの○○○仙人に師事したとされているからだ。仙人と称されているからは神仙道に属していることだ。私の解釈では神仙道は世界的地球的規模で展開する普遍的信仰世界でありその中心が日本の神道(神社神道、古神道)ということであろう。それに釈迦は自ら仏教 に偽装者が侵入し仏教は滅びると予言している。牛頭天王は薬師如来の化身とされているが、また神道のスサノオであり道教の泰山府君、仏教の閻魔大王と同一視される。鬼王巨旦は大本教の金神にあたるという。出 口王仁三郎はスサノオの分魂を標榜していたが、実に複雑怪奇だ。
【薬師如来と徳川家康】
家康の母が安産祈願を薬師如来にしたところから、家康は薬師如来の生まれ変わりということになったらしい。そういうケースは家康に限ったことではないだろ うが、家康が傑物であったため薬師如来を植え付けるのはたやすかったのである。こちらの神社が最近国指定史跡に認定されたのだが、江戸時代の頃は修験道の薬師 如来堂だっということを強調しているが、文化庁はいまさら何をいいたいのか? 神社内には不動堂、観音堂もある。明治の廃仏毀釈で神社となり、神主が神道祭 式を執り行っている現状を無視しても始まらない。そもそも本地垂迹説は消滅しているのであって、薬師如来自体、神仙道の○○大神の投影体とみてとれるので ある。■ちなみに我輩は、赤ん坊の頃、母親がチチが出なかったことを苦にし、毎度近くの地蔵尊に参拝していたことを村の者に聞かされたが、我輩などは地蔵 尊とかかわりが深いということになるようだ。■読売巨人軍は負けろというお告げ?があったので勝ってはならん。じゃ、よろしく。

【NHKは極悪人】

またNHKは読売主催試合を中継して巨人を勝たせた。おまえらは、巨人を勝たせるからNHKを視ろといわんばかりだ。俺は放送するなと忠告しているにもかかわらず、NHKは日本語がわかないため通じない。衛星放送があるのだから特別地上波で何度も読売主催試合をやるのは真に正気の沙汰ではない。しかも不人気な日本ハムのゴミ選手ばかりの球団でNHKとは似たもの同士かもしれんが日本ハムも日本語がわからんクズだ。外人選手を使えと言っているのに安上がりの選手で間に合わせて勝負は二の次主義だ。この傾向はヤクルト、横浜、広島等にも見られる。逆に巨人が外国人を使っているのは誰にでもわかるだろう。いかれた日本を象徴しているわい。日本国民はNHKも読売も本荘高校が嫌いだということが良く理解できただろう。じゃ、よろしく。
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2010年05月14日

その12

おぞましいばかりの執念深げな暗い眼をした口先茸は唇許をにがくした。
「ヤツは世にも稀な万能神系の人間なのかもしれん。アメリカ合衆国、ヨーロッパ、ロシア、中国などにとんでもない影響力を及ぼしている。これまで日本人に存在しえなかった者だ。ヤツは天下のビンボーマンだが、アメリカなどはこっそり真似したりしているのでアメリカに28兆円を請求している。この請求宣告はアメリカ合衆国に手枷足枷をはめたようなものかもしれん。それにヤツは、マスコミもいい気になって、いろいろ邪道な事を推し進めてきたから、罰金を科すと通告してきている。マスコミの裏に妙な霊能者というか悪魔というか、影を察して打って出ようとしている。ヤツが打てば世界に激震がはしるのはまちがいない。とりわけテレビ・新聞はインパクトが大きいのでその罰金も大きい。例えば具体的にはNHK2700億円、テレビ朝日2600億円、フジテ レビと日本テレビ2000億円、秋田さきがけABS2800億円となっているが、これはらったら書堂は世界一の大金持ちになるのはまちがいないわい。ガッハハハハハ笑える話だ」
「消費税もヤツにとっていいがかりの材料になっています。自民・公明政権時代に消費税の使いみちを明確にしろと指摘したにも拘わらず曖昧にしたのは、世のため人のためにする気がなく、こっそり自分たちのために使っていたからでありまして、そもそも書堂春紋は著作権料も払う気のない財務省は国の借金を膨大にした罪は計り知れないと断罪しております。こういう自民党・公明党は解党して心を洗って出直すしかないとまで言いきっているのであります」
泥協は、小ばかにするような眼つきになり、つまらなさそうに頬をゆがめた。
「日本社会はワシチャマのような詐欺ヤローが主導権を握っているため、うっかり権益的アイデアを提供すると、本家本元が追い出されてしまうことになるのだ。気の毒な話だがしょうがない。ガッハハハハ。「乗っ取り商法」「乗っ取り農法」というべきか。特にマスコミは顕著で春紋の「運」を盗んでは、一方では下っ端ヤローどもにデマやら悪口をひろめさせて春紋を貶めている。愚かで無力なものたちが春紋についていくわけがない。ガッハハハハ」
「最近、春紋対策が過激になり、メディア側も景気が悪くなってきた傾向があるといことですが」
「なんだと、バカヤロー! 大衆に感づかれたということではないか」
猛り狂った口先茸、泥協の顔面、右拳で一発鼻をへし折り、二発目左拳で顎を砕いた。たまらず泥協邦義盗治郎、床に体をたたきつけ気を失った。
「このノーナシ野労が――」
仰向けになって死人にようになっている協邦義盗治郎の顔に、ペッペッとタンペを吐いた。それはねっとりした誰が見ても気持ちの悪いものであったが、協邦義盗治郎に意識が戻ることはなかった。もしかして植物人間になってしまったのか……。
【穢れているメディア】
マスコミは穢れている。日本語はわからんし、何より恣意的で詐術の才能が突出している。サタンが蛇の体に入り込んでイヴをそそのかしたように、メディアはその蛇として生かされているとしか思えない。女を利用して男の足を引っ張らせる。サタンの所業の投影なのか。女子ゴルフ、フィギャアスケート、その他諸々そういう展開が目立つようになってきた。「女」といってもマスコミに利用される男はイヴのようなものである。巨人の監督・選手・コーチ、少年プロゴルファー、芸能人、etc.これらは男でも女(イヴ)扱いされているのである。□ちなみに龍には手足があるが蛇にはない。それに蛇は不気味でゾッとするのが特徴だ。
【国策連結決算】
NHKと巨人野球は明らかに連結決算システムである。対立的に見せかけて社会のバランスをとる手法だ。すなわち、八百長なのである。維新政府の国策でしかない読売ごときが社会革命を引き起こす源となりえないことは国民は良く知っている。こういうバカゲタ社会が成立している事自体が奇跡以外のなにものでもないだろう。人は、なにより食べることが大事だ。だから私のいうことをきくことより、自分が良ければそれでよしとする輩が増殖するのは別に不自然なことではない。が、良心がある者なら私のいうことをきくのが自然である。なにも無理してスポーツ界・芸能界・マスコミ界でまま食べる必要は全くない。■日本の国債にしても国内の銀行、郵貯が買ってそのまま請求せずにしていれば破綻しないということだが、だから全く増税する必要がなく、消費税を上げるとしたところで2兆円程度だから国家予算90兆円超を考えたらたいしたことないのである。マスコミや政治家は自己保全のためにごまかしているということなのである。
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2010年04月25日

その11

日本はキリスト教世界文明にすっかり侵食されてしまっている。キリスト教思想を借用して解説するのが手っ取り早い感じがするが、日本人としては古来の民族伝統思想が埋没し、外来思想をもって日本人の魂が汚染されることなく、むしろ栄養補給として活用しなければ意味がないというものだろう。

 書堂春紋の顔に峻厳な気配がこもった。
「マスコミは読売巨人軍を勝たせるために手段を選ばず、国民を愚弄し続ける。
私以外誰も糾弾するわけではない。巨人以外の球団に有力選手がいれば、なんとかして巨人に引き込むか、でなければ大リーグに追放するかで、他球団の弱体化ばかり考えている。アメリカも共謀的で、腐ったアメリカ社会に日本人を輸入し利用して餌にして生きながらえようとしているのだ。そうとは知らず日本の野球選手は食べるために大金に目がくらみ神の如くである私を裏切ってはアメリカとマスコミを喜ばせている。これからして野球というスポーツは堕天使ルシフェル・サタンの聖域ともいうべきくだらない世界ということを知るべきである」

 梅福の理知的な顔に悲壮ともいえる気迫がこもった。
「プロ野球セントラルリーグは、読売巨人を親とし他の残りの球団が子となる「ねずみ講」と同じでしょう。書堂さんが考え出した理論において、勝負事に費やすエネルギーが因縁する者たのエネルギーを吸い取ってしまうというものだということですが、最近ドラゴンボール改を見て、「元気玉」というのがあったんですが、そんな感じともいえますね。読売巨人が勝てば、読売新聞が儲からなくなる、そうでなければ、他の同業フジテレビが儲からなくなる。そうでなければNHKが経営不振にな る。そうでなければ、民間企業が儲からなくなる。そうでなければ――、ねずみ講連鎖のごとく、バトンタッチされていくと考えられるます。すなわちバト ンを落としたり、知らずにそのままにしていればその者が災難をかぶることになると考えられるということでしょうか?」
「まっ、そういうことになるかな」
「本当に私は日本国は無能化されているというのがわかりました。アメリカトヨタのリコールの損害でマスコミも大スポーンサーを失うことになりました。これを見越してか、宗教団体のコマーシャルを流すことにしたらしいですが、テレビ・新聞 は特定宗教の勧誘に手助けするとは、堕落も堕落、公共機関の資格なしというもんでしょう。そういうイメージのテレビ・新聞に企業はスポーンサー料金をますますださなくな るから悪循環が生まれる。それにNHKは今後チョー赤字経営は免れないからNHKと民法の共存は難しくなってメディアは倒産続出である。NHKは民間財閥 系企業に売り払うのが妥当な感じがします」
「NHKとテレビ朝日等は明らかに反本荘思想が行動原理になっている。にもかかわらず、ごまかして私の真似をしたり私の良いとこ ろだけ抽出して大衆を取り込むことに執着しているのだ。本当にあきれた奴等だ。誰かそこのところ攻撃してマスコミの頭を冷やしてもらわんと今後の日本の精 神環境は世界的にも最悪のものになるだろう。民族全体の堕落につながり、存在価値を問われるというものだよ。日本社会は詐欺ヤローが主導権を握っているため、うっかり権益的アイデアを提供すると、本家本元が追い出されてしまうことにな るのである。「乗っ取り商法」「乗っ取り農法」というべきか。特にマスコミは顕著で俺の「運」を盗んでは、一方では下っ端ヤローどもにデマやら悪口をひろ めさせて俺を貶めているのである。東京・小石川高校出身にもかかわらず名刺に本荘高校卒業とごまかしていた村岡兼造や定時制なのに本高全日制になりすまし 仕事をとってきた車検員・渡会などが大好きな秋田さきがけ新報(秋田高校・横手高校)の良識はどこにあるのか。とんでもねえ話で、国民がはっきり認識しな い限り日本社会は暗黒化していくのは目に見えている。こういう高校二分化戦略、いっしょくたにする発想は、豚や鶏を飼うのと同じで個々の人格を無視するヤクザ根性というものだろ う。衆の中の一が見えなくなり、殺人鬼、偽者に気づきにくくなり、極めて危険と言わざるを得ない。読売巨人軍はまさに 若者をホームレスにする、不幸にする破壊マシンと化してしまったのだ。Jリーグサッカーしかりだ」
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2010年03月14日

照破暗黒記 4

 古密綸人は、遅まきながら中学の頃より剣道を始め、本人も意外なほどにみるみるうちに上達しあっというまに都内でもその実力は五本の指に入るといわれるようになっていた。確かに古密綸人は人並み以上に練習努力したが、その天稟の才も光り輝いていた。努力・才能・強運の三拍子が揃った傑出した存在には違いない。こういう贅沢な者がいるからにして、人々の「嫉妬」はいつまでたってもなくなりそうにはないというものだろう。古密綸人は「おれは、人様から天才と誉められるほどのもんじゃないよ。」となんぼ言い訳しても、世間は決して古密綸人を凡人以下の愚者と見ることはなかったのである。また古密綸人がたとえぶざまな、みじめったらしい人間に変わりはてても決して世間は古密綸人を見下すことはなく、それどころか未だ「天才」と信じて疑うことはないのであった。

綸人は子どもの頃からチャンバラごっこヤ弓矢遊びが好きで、たとえおもちゃの刀でも天下一品の宝物のように大事に扱った。それはまさしく自分自身の分身でもあったのだ。「刀」を持つと強くなっような気持ちになれる。刀を振り回したい。相手を威嚇したい。とりとめもない征服欲にかられるのであった。

敵はこれで征服するのだ。綸人は子ども心にも壮大な意識の持ち主であるといえた。

―― おれが世界のナンバーワン……だ。まちがいない――マジで。

中学生時代の綸人は剣道では確かにトップレベルの腕前ではあったが、おつむの方、学業成績はトッブレベルとはいかなかった。授業を行使する教師の方々と相性もよろしくなく、綸人にとっては教室というものはなんともつまらない空間でしかなかったのである。世間は、立法・司法・行政の社会権力に関わる者を第一とするゆえに、秀才諸君は尊敬の眼差しで重んじられるのだが、もとより綸人はそんなエリートには興味などあろうはずもなく、ただ自分が良けりゃ、それでいいんだ。社会は俺のために貢献、奉仕すべきものなのだ。と、極めて自己中心主義の王道を行くような男だったのである。とにかく幸か不幸か綸人は勉学を放棄するがごとく、一流大学を目指さない方向に向かうことができたのは綸人自身にとっては納得のいくことであったにちがいない。

これも全てはふだんの行いの良い賜物? だったのかもしれない。人間、何が幸いするか本当にわからないものである。高校進学にあたって綸人は、当然ながら剣道は続けるつもりだったわけで剣道の弱い高校は全く話にならず、論外だった。

弱いヤツとは練習にもなりゃしない。そんなとこに強いヤツがいるわけがない。秀才高校でも剣道の弱い高校はハナからバカにしていた。それが古密綸人という希代のわけのわからぬ天才剣士であったのだが、かといって強すぎる高校でなくてもよかった。だいたいそういうのは勝負にあまりにもこだわり、「ずるいこと」をしかねないところがある。学校の名誉のために闘うのはまっぴら御免蒙る。おれは、おれの理想に向かって、明日に向かって走るのだ―― そう綸人は明るい未来を夢見ていた。
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2010年02月11日

その10

 「やっかいなことに、春紋さんを贖罪神・免罪符の如く見立てて、ヤツラは自分たちの都合のい良い方、有利な方へと誘導しているふうにしか見えません。これは極めてふざけた話だと思いますが、春紋さんはどうお考えでしょうか?」

 梅福は、神妙な面持ちで同情するように言った。

「そうやな、私も運泥棒に明日はない、いいかげんしろ、と一応指摘はしているが、どこまで認識されているものやら……。私としては秋田高校(+横手高)・灘・開成ラインの対抗軸を強くしないことには、何も始まらないと考えているんだよ」

春紋は、方言を使うのを好む。特に関西、九州のうろ覚えの方言をテキトーに採用する。自分でもたまに意味もわからずに使ってしまうこともある。世の中いいがけんなヤツが多いから春紋も調子を合わせて奴等に一泡吹かせたい心境でもあるのだ。奴等にとってむしろ大黒柱的存在であり、この春紋という大黒柱がテキトーな事をし始めると本当に一寸先は闇となり「光」がみえてこない状況が生じるのである。

書堂春紋にとって、こちら陣営の者たちはあまりにもふがいない、頼りない人間ばかりであった。だからヤケを起こしてこちら陣営の者たちを徹底的にバカにして、迫害して? 新たな枠組みを作成しようとしているのである。

「われわれは、こちらの陣営は、と いうか区分けされて者たちにしか見えないが ――敵対勢力に対して、弱い感じは否めない。たとえば、肝心なところで決定するとなると、敵に押し切られて敵 の意のままになる男が目立つ。これではなんのためのこちら側の陣営なのか? 中には良い意味でひねくれた者がいても良さそうなものだが、情けない。それは 敵のヤツが私のために貢献するな、と恫喝してきても、ひるまず逆に反発する度胸が欲しいということなのである。そういう男はユニークでなんとも感動だよ」

「巷では、春紋さんの噂というか話題でもちきりのような感じがしますが」

「むっふふふふふふ、それほど私の事が知りたいんだろうね。私はねブッダ、キリストとはああいうドハデな存在とはなりえない。日本人でもあるし「特命権者」というべかもしれん。神格化された偉人の行跡を知ることはそれだけでご利益があると思われているが、偉人でもない私の行跡を知ったところで特にご利益などない。それにもかかわらず奴等はなんのことわりもなく勝手に私の伝記を作ろうとするものがいるが、私はそうくるだろうと思って先手を打ったのだ。それが「秘龍伝」じゃ、カッハハハハハ――。これは龍の片鱗であるとも云えるが、真実の一端を垣間見せてあげたつもりなんだが、邪霊を触発する危険性の方が大きいかもね」


「追い込み猟法」っていうんだかなんだか知らんが、川で何隻かの小船で鯉を網に追い込んでいく漁がある。それと同じで首謀者の策略も全くそういうことと同 じで、首謀者の意のままに方向付けされ、その者たちにふさわしい領域を提供いるといっても過言ではないだろう。例えば、高校二分化を決め付けてしまい、それが仲間化していまい、俺がいかに読売巨人 ファンでないことを知っていても、巨人にこちらの陣営の者が大勢的主力的であれば俺が悪口を言われ排他的攻撃を受けても俺が望まない方向読売へそっちがオ マエの所といわんばかりに自然に流れてしまうということなのである。俺が読売嫌いと関係なく単に高校派閥的に流されてしまい、いっしょくたにされ?巨人が勝たせてしまう結果になるのだ。首謀者は別に巨人が好きなわけではない。単なる道具でしかないといことだ。つまりは俺が攻撃されて同情する?同情するであろう範疇領域が形成されてしまっているのである。これはすなわち首謀者は高校二分化をうまくつかいこなすことが、支配への道であることを悟ったからなのだ。ヤツの武器は高校体育連盟と高校野球連盟である。これで高校二分化を徹底的に扇動し、こ の俺の意志意向を無力化することをはかったのである。物事の本質を無視し首謀者の感情のままにつき動かされているのが今日本の現状であると見た。首謀者はそれほど俺を意識しているということだ。俺が凡庸な存在であるならば、どこに行こうが何を選択しようが、どうということないだろう。これほど抵抗されるというのは、俺の選択は首謀者勢力にとって不利益、かつ面白くないからであり、既得権益?を侵害されることを恐れているためであることは火を見るよりも明らかである。――わかり まっか?
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2010年02月08日

照破暗黒記 3

 2.古密綸人(ふるみつりんと)



 8月3日、この物語の主人公である高校二年の古密綸人は(逢題 旋)は、今日も三度のメシより大好きな、部活・剣道の練習に励んでいた。古密綸人の通う高校は、都下でも有数の剣道強豪校である。歴史ある伝統校ではなく新興の私立高校であるが、ここ十年間の活躍は目を見張るものがあった。その剣道に対する集中力たるや、他の追随を許さぬものがあり、創立して二十年もなっていないというのにいつのまにかその名を全東京に轟かせているのには驚異としかいいようがない。

その名を「奇龍(きりゅう)高校」という。きくところによればこの高校の創立者は、明治時代謎の人物より「仙手剣」なる剣法を授かったのだといわれている。宮本武蔵二天一流など比較にならない、とてもおよびじゃない、究極の剣法であると関係者は自負しているのだ。明治の気骨者である創立者は教育に「仙手剣」の精神を施す責務を痛感し、日暮れて道遠く99才にしてようやく学校創立にこぎつけることができたのであった。それだけに昭和の戦後に「奇龍高校」が凛として存在しているのは、一輪の華麗な花が咲いたようでもあり、その美しい輝きは希望をもたらすが如くである。
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2010年02月03日

照破暗黒記 2

 世界の破滅を覚悟しているのか、待ち望んでいるのか。今はただ、行けるとこまで行くしかないというのだろうか。全く痛み止めの注射も限界に近づいているというほかはないのだ。そうとわかっていても誰も手がつけられない。あきらめるしかないのか。結局、人々は何をか待つしかないのだろう。「待てば海路の日和あり」――か?



「とにかくものすご〜いサバイバルの時代になったもんだな」



今年の夏は例年になく猛暑だ。首都・東京はヒートアイランド現象により焦げ付きそうである。大都会に明日はない。何が起こっても不思議はないだろう。

 地球は、その温暖化により大規模な気候変動が顕著になっていた。実に北極南極の氷が解け始め、大海に浮かぶ小島が次々と消えかかっているのである。一気に氷解すれば東京あたりは海の底だろう。そうとわかっていても人類は、文明の破壊的側面に抗し難く屈指ざるを得ないように思える。 人間誰しも死にたくはない。なのに他人事のように神経が麻痺し、誰かなんとかしてくれるだろう、するだろう。という気持ちが強いのかもしれない。

「生への執着」それが人間の本質。

人類の「生」に対する執着は人間社会の「皮肉」を助長し、かくして私利滅裂な状況を生じ、自分の首を自分で絞めていたことに気づくことになるのである。

 わが世を謳歌するアメリカは世界が取り組む二酸化炭素削減計画に同調するのをやめやがった。せっかく地球のことを考えてこのおれがアメリカに代わってリーダーシップをとろうと思ったのにだ……? まずは先のことより今が優先だ。現状の経済産業運営に支障をきたすのは承服し難い。作為的にひびを入れるようなもので、それですべてぶち壊しになったら元も子もないだろう。二酸化炭素なんぞ、その時になったらその時なんとかしたら良いのだ。そのうちこのアメリカ様が救世の科学策を編み出してやるともよ。例えば、二酸化炭素を一気に解消してしまうミサイルなんかどうだ。―― とかなんとか考えているんじゃないだろうな。人類は自然を保護することに積極的であるべきであろう。まちがって核戦争でもおっ始めるものなら大気汚染も甚だしく、取り返しがつかないことになるというものだ。哀しいかな、先がわからないから現在に固執するしかないのだろう。今こうすれば明日は必ず好くなるという保証はないのだ。博打なんぞできるもんじゃない。

果たして地球と人類の運命はいかに――。   
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2010年01月27日

照破暗黒記 1

【照破暗黒記の主な登場人物



逢題 旋(ほうだいせん)=古密綸人(ふるみつりんと)〜この物語の主人公。ある日突然、竜巻に襲撃された高校二年の古密綸人は 宇球世界の逢題旋に魂がワープしてしまった。あげくのはて宇球世界 の「統霊警察機構」という組織に「仙能者」としてスカウトされ、その一員となってしまう。



式富にん(しきとみにん)〜「統霊警察機構」のメンバー。 驚愕の「鏡術」の使い手。旋と同い年の女子高生



鑰元寿貫(かぎもとじゅかん)〜「統霊警察機構」のスカウトマン。齢80を過ぎた老人。



柵列一誠(さくれついっせい)〜「統霊警察機構」大陽本帝国支部の参謀・ナンバー2。39歳。



法任格 凱(ほうにんかくがい)〜「統霊警察機構」大陽本帝国支部の司令官。45歳。



 

霧條圧摩(むじょうあつま)〜裏社会に君臨する野望を抱く。高校二年。



直田級風(なおったきゅうふう)〜気功闘法家長髪が似合う精悍な美青年。33才。



多部壮洲(たべそうしゅう)〜謎の老人。



直集覧安静(じきしゅうらんあんせい)〜噂の救世王?



剣本弦円(つるもとげんえん)〜九天門会(きゅうてんもんかい)・会長。直集覧安静と同一人物なのか。年齢不詳。



教主ヌタン〜宇球世界の暗黒支配をたくらむ「宇宙崇魔団」の教主。年齢不詳。



大魔王ゴッタン・マシューンダル〜神に対抗する存在。







1.日本

20XX年夏。8月15日―― 終戦記念日がまた日本に訪れようとしていた。街には失業者が溢れ、日本経済デフレスパイラルの真只中にあった。相変わらず国家予算の半分は借金で

穴埋めし、財政赤字は減るどころか増加の一途をたどり、税金の使い方を知らぬ政治家官僚の

神経ぶりは将来の国民生活の不安を煽り立てているようであった。庶民は不幸だ。かわいそう

この上なしだ。

日本という国家、日本人という民族。何の意味があるのか。ただ我々にとって、「未成熟」が救いであった。人々は未成熟のままに行動し、興奮し、わけのわからぬままに完結した。その完結は失望的な屈辱的な負けではあった。だが、なんとか日本はいまだに存続している。凄まじい代償を払ったというのだろうか。この国に対して日本国民はすっかり惰性的になってしまったというほかはあるまい。

経済大国などともてはやされているが、実態はむなしいものだ。いったいどこへ向かっているというのだろうか、日本と日本人は――。
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